最近、ラウンドやレッスンでの『対人』トレーニングで、“故意ではなくても”当ててしまう人が増えています。
会員同志でのトレーニングが95%を締めるので、力差や経験の差があるのは仕方ない事です。
その上で皆様にはルールを守り、楽しくキックボクシングを続けて頂きたいので、新たなルールも含め再度ご確認をよろしくお願い致します。
【アンカージム対人ルール】
《マス・スパーリング》
①顔面には『絶対』当てない。
②首から下は、相手にダメージにならない様になら当てても良い。
③グローブの中の拳は握らず力を抜く。
④基本動作を意識し練習する。
※ご自身で揃える必要な道具
マウスピース、ファウルカップ、ニーガード
《ライト・スパーリング》
①顔面、首から下は相手にダメージを与えない強さなら当てても良い。
②グローブの中の拳は握らず力は抜く。
③力加減はマススパーリングと同じとする。
④相手に攻撃を打ち込まない。
※ご自身で揃える必要な道具
マウスピース、ファウルカップ、ニーガード
今後上記のルールが守れなかった方は、トレーナーから注意が入ります。
2回目までは続行ですが…
3回目はその時点で注意された方々は対人トレーニング終了とします。
また、道具を一つでも忘れた場合、または持っていない場合は対人トレーニング出来ないのでお気を付けください。
戦っている中で、ルールを守り続ける事は非常に難しいのは分かります。
例えばよくあるケースが、自分は軽くしているのに、相手が当ててきてるし、強く打ってきたので自分も…
という感じです。
これも気持ちは良く分かります。
僕もやられたらやっぱり同じ力で返したくなりますしね。
しかし、ここは言いにくい事でも相手に必ず伝えてください。
『もう少しゆっくりやりましょう』
と…。
その一言で相手の人も必ず分かってくれるはずです。
お互いに殴り合いに来て怪我しに来ているわけではないので、『相手の事を想って練習する』事が大切やと思います。
こういうケースもあります。
当てて『すみません』…と1番グローブ合わせてリスタート…直後にまた当てて『すみません』…リスタート…また当てる…
これも“当てた者勝ち”になってしまいますよね。
私達トレーナーもしっかり観て注意はしていきますが、正直見えない部分もありますので、会員さん同志が互いに気を付けるというのが1番の解決方法です。
野球でも、あの硬いボールを故意に相手の頭に投げつける事をしないのは『ルール』があるからです。
楽しく、安全にトレーニングするためにはどんなスポーツでも『ルール』を守らなければいけません。
キックボクシングも一緒です。
たまたま当たるという事はありますし、それはこちらが見ていてわかります。
ルールを守り、快適なトレーニングができる様にご協力よろしくお願い致します。
ジムにも貼り紙をしていますので、今一度確認の方よろしくお願い致します。
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アンカー会員の皆様へお願い
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